dreamfact0ryのブログ

映画を勉強中。物置として使う。由来はプリンスの没アルバムから。

感想 『三つ数えろ』

  ハワード・ホークスの映画は合わないと思っていたが、これは文句のつけどころがない。 粗筋が気にならないというか、忘れてしまうくらい素晴らしいシーンの連続だった。場面転換が多いし、連続活劇のように楽しめる。ボギーやバッコールの他にも無数の登場人物が刹那的に現れるが、印象に残る。お気に入りの人物は、バニーガール2人と『現金に体を張れ』の抜けた男役が同じような役柄で出てくるところ。『ゾンビ』に出てくるゾンビのようだ。何回でも見られる。
 ホークスは人物のパースペクティブが平等な気がする。ボギーが「意外と背が低いのね?」と言われるのだが、低く見えない。反対に、久しぶりに見た『サイコ』は明らかにパースペクティブの操作が多くて違いを強く感じた。

❇︎追記

 あと、ボギーがねちっこいオタク風に調査する場面がある。多分、ケーリー・グラントのパロディだろうが、『ブレード・ランナー』のハリソン・フォードとデジャヴが起こった。ちょうど買ってきた『ブレード・ランナー ファイナルカット』を音声解説付きで再生したら、やはりオマージュを捧げているそうだ。それもハリソンときたらジェリー・ルイスの真似をしているとか! わからないよ、『ゴースト・ハンターズ』のカート・ラッセルばりに。